投稿者:大熊正喜 投稿日時:2007-05-23 13:38:19
■ 加藤先生の演習の進め方は下記の通り ==============
◆加藤さん(78歳・女性)の夕方の事例提示 どう対応するか? プランを各自考えて、代表が発表アセスメントとケアプランについての解説 主観的QOLの向上・内的世界を理解した対応 BPSDの概念 行動障害という概念との違い
◆Bさんの朝・・・・スタッフ 物語・本人の内的世界の物語 講師が読むBさんの今の気持ちを想像してみよう。 各自考えてノートに書く。 発表。最初のプランをBさん本人は何点と評価してくれるか? ここで、グルーピング GH/特養/その他在宅の3グループ
◆演習1 BS法 もし自分が痴呆になったら、こんなケアだけはしてほしくない。
◆演習2 BS法 もし自分が痴呆になったら、こんなケアをしてほしい。
◆演習3 認知症ケア理念の構築 「私たちは認知症高齢者に対して・・・・・のケアを提供いたします。」 この理念の枠組みを午後のケアプランの評価に使用する。 (このテーマの演習は、11/23の介護研修総論で、 内藤先生の演習でも行った。このとき、ていねいにBS法やセブンクロス法について教えてもらって、BS法のマ ニュアル文書もいただいた。)
------------------------ ここで昼休憩 3時間経過
◆演習4 加藤さん(78歳・女性)の夕方の事例で、ケアプランを作成するとき、足りない情報は何ですか? グループワークで、A3の白紙を三分割し、用紙の左端に書き出す。その情報が必要である理由は何ですか? 用紙の中央に書き出すその情報はどのようなプランに結びつきますか? 用紙の右端に書き出す情報収集の評価 ○ △ × をつける。 本当に必要だった情報は ○=必要な情報+その根拠+導き出されるケアプランの三つが揃ったもの できればあったほうがいい情報 △=必要な情報+その根拠 あるが、ケアプランなし あまり必要のなかった情報 ×=必要な情報と思ったが根拠なし
◆演習5 加藤さんのケースでほんとうに必要だった情報を自分たちで創作し、事例を作成してください。
◆演習6 自分たちで創作した加藤さんの事例をもとに、ケアプランを作成してください。条件として、 ○ 演習3の自分たちの理念にそったケアプランでQOLに配慮したもの ○ 具体的で実行可能なもの ○ 24時間ケアを念頭に置いたものここで問題です。自分が加藤さんだとして、このケアプランに満足ですか? 100点満点で評価してください。
■ 考察 ========================================
少ない情報で事例を提示して事例検討を始めるのは、オーストラリアで学んだ方式とのこと。
インシデント・プロセス法???
仙台で初めて知った。 少ない情報からこのようなニーズ(課題)があるのではないかという仮説を立て、それを検証するための 情報をさらに収集し、評価・考察するというのは、現場で一般的に行われている方法。事例検討も、 そのような現場で実際に行われるプロセスを仮想体験するならば、事例もインシデント・プロセス法のように 提示することから、演習を始めたほうがより、現場に近い体験ができると考える。詳しすぎる一般事例法の 提示は、現場的な情報収集のプロセスを省いてしまっていて、実践的ではない。
ただ、ここで問題は、観察された一時点での事実から、どのような推論をしていくか、 そのベースとなる基礎知識が問題。 「夕方になると落ち着きがなくなり外に出ようとする女性」なぜか???? ここで、徘徊という「行動自体に着目した」「行き当たりばったりのその場限りの対応」⇒ 一緒について歩く ではなく、本人の内的世界=主観的現実を理解した対応、 その内的世界で本人が納得できるような関わりが必要であると、加藤先生は説く。 そのとおりだとしても、内的世界の理解のためには、少し「基礎知識」が必要ではないか。 徘徊についてもアセスメントのための基礎知識が必要。私の勉強した範囲では、 徘徊にも以下のようなアセスメント=原因別のタイプ類型化が必要。 大熊の模擬講義を準備する中での、小沢勲、竹内孝仁、三好春樹からの学びだ。
★徘徊ではない徘徊 ( 迷子) ⇒ 竹内の知的衰退型
★反応性の徘徊 ⇒ 三好の不安困惑型or竹内の環境不適応型
★せん妄による徘徊
★脳因性の徘徊 ⇒ 竹内の葛藤型
★「帰る」「行く」に基づく徘徊 ⇒ 竹内の回帰型
★夕方症候群 ⇒ 回帰型+脱水による身体不調型 一緒について歩きながら、アセスメントしていく
・・・つまり、内的世界を共感的に想像し理解し、 徘徊の原因を探っていくことが大切。加藤さんはなぜ、何のために、どこへ向かって「出て行こう」 としているのか??? たとえば、子供が家出お腹を空かせて待っているから、早く帰ってご飯を炊いてやらなければ・・・ という言葉がご本人の口から出てくれば、加藤さんは、一生懸命子育てしていた時代に回帰しているという 仮説が出てくる。 その場合、回帰しているだろうBさんの「その時代」についての、もう少し詳しい情報収集が必要となる 。例えば、その時代のBさんの姿を象徴するような一枚の写真があれば「Bさんらしさ」が私たちにも共有 できるかも・・・・。これは子供の世代ではなく、Bさんのきょうだいや地域の知人など同世代の生き証人 からの情報収集になる。
回帰型に、脱水による身体不調型が加わって「症状」が強化されている可能性もあるので、 昼間の水分摂取の状況もアセスメントしなければならない。1日1300CCの最低水分摂取量を切っている お年寄りは多い。ノロウィルスなどで嘔吐下痢をするととたんに脱水から血栓性の疾患を引き起こす リスクが高まるのが高齢者だ。昼間デイサービスで活動的に過ごしただけでも、夕方脱水傾向になりやすい。
あるいは別の視点では、施設に入って間もないため、いま・ここにいるということに馴染んでいない。 漠然とした居心地の悪さがあり、一方で、自分の居場所について頭の中の地図ができていないため、 どこかわからないが、「自分の居場所」を探して、出口に向かっているのか? 環境不適応+不安困惑型の徘徊。 その場合、私たちが前期研修でせんだんの里の広大な建物の内外を徘徊したように、 施設の内外をしっかり徘徊しながら、自分の居場所についての「頭の中の地図」を作っていくとともに、 施設の中に、Bさんの馴染んだ「物」、Bさんが大切にしている人生の詰まったような物をしっかり持ち込んで 個性的な空間作りができているかどうか。また、Bさんと職員や他の利用者との関係で、どこを手がかりに 「なじみの関係」を築いていけるかとか、それも、日常に埋め込まれたアクティビティを通してBさんらしさ が発揮できる場面、役割はないかなど・・・・そういう方向へ、アセスメントが拡がっていく。
「内的世界」を共感的に観察するにしても、きっかけとなる基礎知識を道しるべとしてに、 その人の固有性を探っていかなければ、アセスメントの深まりが得られない。 また、こうした、徘徊のアセスメントの基礎知識に基づいて、ケアへの方向付けが明らかになってくる。 回帰型タイプと環境不適応型タイプとでは、関わり方は少し違ってくる。そこまで、現場のアセスメント ⇒ケアプランの質をレベルアップしていく必要がある。 このあたりに、「内的世界を理解した対応」の中味の部分が展開されるのではないかと考えるし、現場では、 ここまで掘り下げなければ、ケアプランにはならない。 このとき、「回帰型」ではないだろうかとか、「本人の人生が詰まった物がないか」とか、そういう時点で、 おもむろにセンター方式のアセスメントチャートを選択的にひっぱり出してくるのも有効だろう。
センター方式の弱点は、認知症のアセスメントの基礎理論とリンクしないまま、どういう場面でどう活用す べき情報かもわからずに、とにかく情報を網羅的に集めるという陥穽に陥りやすいことではなかろうか。 「選択式」で選択する主体の目的意識の問題じゃないですか?日野さん。 大熊としては、公約どおり、たとえば加藤さんの夕方の事例から、ケアプランに展開する演習のプログラム を作って、益岡さんのご協力も得て、「上演」しようと思う。いつになるかわからないが・・・
========= なお、模擬演習で、其田・白井・舟越チームが引用した、加藤先生のスライドが見つかりました。 お騒がせいたしました。ケアプラン演習の本体レジメではなく、12/2の最後の部分のセンター方式の概要説明 の中に出てきた。舟越さんからもフォーラムにご連絡をいただいた。 その箇所の関連スライドで、認知症ケアの変遷については大賛成! 認知症への各種療法の効果が、 ○○療法の適応によって効果が上がったというが、 それまでほおって置かれた利用者に○○療法をきっかけに、職員が積極的に関わったことによる効果が大きい という加藤先生の見解はそのとおりだと思う。 「療法」はやめて、ICF的に言えば、活動と参加。大熊的に言え ば、日常に埋め込まれたアクティビティを媒介としてなじみの関係の形成を支援する・・・という方向性がま っとうではないだろうか。
加藤先生のケアプラン演習で、もう一点良かったところは、午前中の理念や基本方針の構築と、午後のケアプラン演習をリンクさせている点だ。
これは、昨日2/16岡山で聴講した、藤井+中塚コンビ( 仙台センター修了の岡山指導者グループの 若手ホープでしょう!! )の基礎課程3日目の演習でも踏襲されていた。加藤先生からの学びでしょうか。
午前中に作成した、模造紙にポストイットを貼り付けて整理した 「認知症介護の基本方針」のポスターと、午後、同じグループで作成した事例に対するケアプランのポスター を、並べて提示、発表するスタイルは、今後もこのカリキュラムの中で引き継ぐべき「伝統」だと思う。
しかし、2/15の二日目のきのこの中野+宮本コンビの講義演習との連携はいまひとつかな。二日間つづく、 同一グループでの演習をストーリー性を持って行っていくための工夫が必要と思われた。
それから、他人の人生に「土足で踏み込むこと」への警鐘は、加藤先生からの学びの中で新鮮だった。 目的を持った情報収集。 なぜその情報が今必要なのか、問題解決のために仮説を立てて、 検証に必要な情報を、その人にとっての必要なケアの目的に限定して収集するという態度を 改めて確認したい。 ただ、私たちはあまりにもその人の今の目の前の行動に振り回されて、周囲にとっての「問題行動」 を如何に押さえ込むかという思いつき的ケアプランのレベルに留まっていて、その人の人生に思いをはせる ゆとりも想いもないという現場の貧困さのほうが問題だと思うが・・・・。 (この項 了 )
2010年12月8日水曜日
2010年12月7日火曜日
インプロとの出会い 2005年3月
インプロ研修 報告 2005 当時の仙台センター指導者ネットワークへの投稿
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インプロ研修について 《第1回》 大熊の体験参加前コメント
投稿者:大熊正喜 投稿日時:2005-03-28 08:44:58
大熊がインプロという言葉に出会ったのは、高口光子さんの本「本気の人づくり術」からだ。 ほとんど読んでいないが、このコラム「インプロ研修ってご存知ですか」だけは興味深く読んだ。 (著者に3/14お会いしてここにまず興味を持ったとお伝えした。高口氏の看介護リーダー研修二日間コースの 報告は、実際に参加した当施設の妹尾君のレポートをパクっていずれご報告します。) さて、そこで例として挙げられている演習は次のようなものだ。
◆ 5人程度のグループになる。 一つの課題を与える (例) おじいちゃんがいました。身体が不自由です。おばあちゃんがずっと介護していました。 ところがおじいちゃんは突然病気になってしまって入院しました。 おばあちゃんはずっと病院に通っています。ある日、先生が『退院しましょうね。』という話をしたけど、 おじいちゃんは『嫌だ』と言うし、おばあちゃんも『とせうしようかな』と思うし、 そこに息子夫婦がやって来ました。 さあその時のお医者さん役、看護師さんの役、おじいちゃんの役、おばあちゃんの役、長男の役、 それからもし人数がいれば孫の役をして、その場面を五分間即興で演じてごらん。
◆10分間でグループ討議。役割を決める。ストーリーを決める。せりふを決める。
◆スタート ほとんどがアドリブで大爆笑ありの展開・・・ 効果: 与えられた課題をグループで咀嚼する中で、チームづくりとリーダーシップの訓練。 職員の資質や能力、即興性=アドリブの強さや、意外な側面=隠されていた個性が見える。(ジョハリの窓が開く)
大熊は思った。おいおい、これは、インシデント・プロセス法に時田先生のロールプレイ演習を くっつけたようなものじゃないか??? 。 以前、『其田・白井・舟越チームの《Bさんの朝》の演習を振り返る』(12期生フォーラム投稿ずみ)のなかで、 Bさんの朝をロールプレイでやってみたら・・・・と、大熊が提案した方法と同じかも・・・・。 返信につづく
その後、インターネット検索サイトで調べた。インプロ研修については、国内で、 ■インプロ・ジャパン ■インプロ・ネットワーク ■ケアとインプロ研究所 などの団体が活動している。その中で、インプロジャパンのホームページから資料を請求すると、 きちんとまとまったパンフレットと研修風景やEZTVで紹介された映像をダビングしたビデオテープを送っ てきた。タダです。皆さんも興味のある方はどうぞ。 つぎに、インプロネットワークが香川県でワークショップを開催しているという情報に突き当たった。 さっそく予約した。これを書いている今日3/26(土)の午後、瀬戸大橋をわたって1時間半かけて行ってきます。
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インプロ研修に行ってきました。《第2回》 05/3/26
大熊の高松インプロ体験記
投稿者:大熊正喜 投稿日時:2005-04-19 07:34:55
2時間のプログラムで、なんと、参加者2名、僕たちだけでした。 参加者:主催者側=雄一(インプロネットワークの30代、社長)・ミキ(20代・劇団の方?) 2000円払って参加した、熊さん(大熊)・マリリン(金田・ライフタウンまび理学療法士) インプロネットワークの中野雄一社長が香川の出身ということで、東京以外に香川でも、 出張ワークショップを開いているとのこと。まだまだ田舎ではマイナーですね。
【プログラムの流れ】思い出すかぎり・・・
●自己紹介
●セッション中のそれぞれの呼称を決める。熊さん、マリリン・ミキ・雄一・・・
●ストレッチ=準備運動 身体の柔らかさと心のやわらかさには相関がある!というのは、 大熊の仮説。心の柔軟性が乏しく、ストレスを溜め込みやすい方は、自律神経系を介して、 全身の筋肉の凝りや身体の冷えを招き、身体も硬くなる・・・という仮説です。
●ボール投げ 見えないボールをパスしていく。パントマイムのような動き。心理劇ですね。
●「何か」を投げる、送る。手で見えないものの形を作る。『気』を送るとか『かめかはめ波』 を送るとか・・・・
●拍手を送る 一方への回転から、方向をだんだんランダムに、名前を読んで
●動作(ポーズ)の伝言ゲーム 自分らしい味付けをして・・・
●見えない縄で縄跳びをする。ふたりで回している中に入る。ひとりで飛んでいる中へ入る。 ★ これは高齢には疲れた!
●見えない綱で綱引きをする。 目線や表情で合図しあって勝ち負けを決める。
●グループでの身体表現。言われた物を身体で表現する まず、ふたり一組
(例) 箸と箸置き・スプーンとナイフ・ つぎに、三人一組になって・・・。「お題」を言われて、打ち合わせなしで、互いの動きを察知して 即座に一つのものを表現する。
(例) 讃岐うどん・岡山県と香川県・
●三人一組で、「お題」=ある状況を言われて、即興で写真を撮るポーズを決める。
(例) 卒業式・小学校の入学式・ピクニック・赤ん坊が初めて立った・誕生・・・
------------------------- 1時間経過で10分休憩 -----------------------------
●クレヨンで絵を描く。車座に座って回しながら、それぞれが自分の好きな色のクレヨンを一本だけ持って、 まず、二つの点を書いたあと、「これは目です。」と言われて、続きの絵を一筆ずつ書いていく。一筆書いて は横の人に回す。最後に回しながら、一文字ずつ絵のタイトルを入れる。

●クレヨンで絵を描く 一対一で、それぞれがイメージした「顔」を交互に一筆ずつ。タイトルも交互に 一文字ずつ入れる
●ものづくりのアイデアを出す 架空のものを手の格好で表現しながら、言葉で特徴をプラスしながら 次の人に送っていく。
(例) お椀です→すべすべしていますね→大きいですね→土色をしていますね→お水が一リットルは 入りますね→犬の水さしにいいですね→牛乳が入っていますね→ドッグフードも入っていますね→ 歯の悪い犬だから、ドッグフードをカリカリ食べれないので牛乳でふやけさせる・・・・
(別の例) 大きな思い金属の塊→ → → → → →蓋の付いた文鎮。中に筆が入っている。 ・・・・ ??
●親子の会話 最初は、子供の要求にすべてNO=「だめです。」と答えていく。 つぎに、すべてYES=「いいよ。そうしよう。・・・・」とすべて肯定。 さいごに、子供のこうしたいという要求に、
●解決社長というゲーム ひとりが社長役でいすに座る。社員になる側が、どんな会社の社長か 「お題」を決める。マイナス情報を受け取って、「逆転の発想」を即興で・・・ 例:ディズニーランドの社長 社員「社長、今日は停電で、機械が動きません。」 社長「それは好都合だ。・・・・・・」と続ける。
-------------------------------------------------------------------------------------
■感想■ 楽しかった。しかし、これを研修に取り入れたとして、限られた時間で一定の研修効果を得ようと思えば、 現場的な工夫が必要。大熊としては、『Bさんの朝』インプロ・バージョンを演習で行うにあたっての、 グループでのウォーミングアップには使える技法だと思った。心も身体もストレッチしてやわらかくすると いう目的で、このようなゲームを最初に取り入れることは効果的だと思う。
その後、実際に、05/4/12 (火)の、大熊が企画担当している職場有志の二時間コースの勉強会で、 ア行トーク・サイレント・トークを前半で行った後に、『Bさんの朝』インプロ・バージョンを行った。 インプロ=即興劇をグループで演じる前には、身体全体を使ったグループでのコミュニケーション・トレー ニングのほうが適切だと思う。次回、試してみたい。 なお、この演習『Bさんの朝』インプロ・バージョンについての報告は次回に。
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インプロ研修について 《第1回》 大熊の体験参加前コメント
投稿者:大熊正喜 投稿日時:2005-03-28 08:44:58
大熊がインプロという言葉に出会ったのは、高口光子さんの本「本気の人づくり術」からだ。 ほとんど読んでいないが、このコラム「インプロ研修ってご存知ですか」だけは興味深く読んだ。 (著者に3/14お会いしてここにまず興味を持ったとお伝えした。高口氏の看介護リーダー研修二日間コースの 報告は、実際に参加した当施設の妹尾君のレポートをパクっていずれご報告します。) さて、そこで例として挙げられている演習は次のようなものだ。
◆ 5人程度のグループになる。 一つの課題を与える (例) おじいちゃんがいました。身体が不自由です。おばあちゃんがずっと介護していました。 ところがおじいちゃんは突然病気になってしまって入院しました。 おばあちゃんはずっと病院に通っています。ある日、先生が『退院しましょうね。』という話をしたけど、 おじいちゃんは『嫌だ』と言うし、おばあちゃんも『とせうしようかな』と思うし、 そこに息子夫婦がやって来ました。 さあその時のお医者さん役、看護師さんの役、おじいちゃんの役、おばあちゃんの役、長男の役、 それからもし人数がいれば孫の役をして、その場面を五分間即興で演じてごらん。
◆10分間でグループ討議。役割を決める。ストーリーを決める。せりふを決める。
◆スタート ほとんどがアドリブで大爆笑ありの展開・・・ 効果: 与えられた課題をグループで咀嚼する中で、チームづくりとリーダーシップの訓練。 職員の資質や能力、即興性=アドリブの強さや、意外な側面=隠されていた個性が見える。(ジョハリの窓が開く)
大熊は思った。おいおい、これは、インシデント・プロセス法に時田先生のロールプレイ演習を くっつけたようなものじゃないか??? 。 以前、『其田・白井・舟越チームの《Bさんの朝》の演習を振り返る』(12期生フォーラム投稿ずみ)のなかで、 Bさんの朝をロールプレイでやってみたら・・・・と、大熊が提案した方法と同じかも・・・・。 返信につづく
その後、インターネット検索サイトで調べた。インプロ研修については、国内で、 ■インプロ・ジャパン ■インプロ・ネットワーク ■ケアとインプロ研究所 などの団体が活動している。その中で、インプロジャパンのホームページから資料を請求すると、 きちんとまとまったパンフレットと研修風景やEZTVで紹介された映像をダビングしたビデオテープを送っ てきた。タダです。皆さんも興味のある方はどうぞ。 つぎに、インプロネットワークが香川県でワークショップを開催しているという情報に突き当たった。 さっそく予約した。これを書いている今日3/26(土)の午後、瀬戸大橋をわたって1時間半かけて行ってきます。
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インプロ研修に行ってきました。《第2回》 05/3/26
大熊の高松インプロ体験記
投稿者:大熊正喜 投稿日時:2005-04-19 07:34:55
2時間のプログラムで、なんと、参加者2名、僕たちだけでした。 参加者:主催者側=雄一(インプロネットワークの30代、社長)・ミキ(20代・劇団の方?) 2000円払って参加した、熊さん(大熊)・マリリン(金田・ライフタウンまび理学療法士) インプロネットワークの中野雄一社長が香川の出身ということで、東京以外に香川でも、 出張ワークショップを開いているとのこと。まだまだ田舎ではマイナーですね。
【プログラムの流れ】思い出すかぎり・・・
●自己紹介
●セッション中のそれぞれの呼称を決める。熊さん、マリリン・ミキ・雄一・・・
●ストレッチ=準備運動 身体の柔らかさと心のやわらかさには相関がある!というのは、 大熊の仮説。心の柔軟性が乏しく、ストレスを溜め込みやすい方は、自律神経系を介して、 全身の筋肉の凝りや身体の冷えを招き、身体も硬くなる・・・という仮説です。
●ボール投げ 見えないボールをパスしていく。パントマイムのような動き。心理劇ですね。
●「何か」を投げる、送る。手で見えないものの形を作る。『気』を送るとか『かめかはめ波』 を送るとか・・・・
●拍手を送る 一方への回転から、方向をだんだんランダムに、名前を読んで
●動作(ポーズ)の伝言ゲーム 自分らしい味付けをして・・・
●見えない縄で縄跳びをする。ふたりで回している中に入る。ひとりで飛んでいる中へ入る。 ★ これは高齢には疲れた!
●見えない綱で綱引きをする。 目線や表情で合図しあって勝ち負けを決める。
●グループでの身体表現。言われた物を身体で表現する まず、ふたり一組
(例) 箸と箸置き・スプーンとナイフ・ つぎに、三人一組になって・・・。「お題」を言われて、打ち合わせなしで、互いの動きを察知して 即座に一つのものを表現する。
(例) 讃岐うどん・岡山県と香川県・
●三人一組で、「お題」=ある状況を言われて、即興で写真を撮るポーズを決める。
(例) 卒業式・小学校の入学式・ピクニック・赤ん坊が初めて立った・誕生・・・
------------------------- 1時間経過で10分休憩 -----------------------------
●クレヨンで絵を描く。車座に座って回しながら、それぞれが自分の好きな色のクレヨンを一本だけ持って、 まず、二つの点を書いたあと、「これは目です。」と言われて、続きの絵を一筆ずつ書いていく。一筆書いて は横の人に回す。最後に回しながら、一文字ずつ絵のタイトルを入れる。
●クレヨンで絵を描く 一対一で、それぞれがイメージした「顔」を交互に一筆ずつ。タイトルも交互に 一文字ずつ入れる
●ものづくりのアイデアを出す 架空のものを手の格好で表現しながら、言葉で特徴をプラスしながら 次の人に送っていく。
(例) お椀です→すべすべしていますね→大きいですね→土色をしていますね→お水が一リットルは 入りますね→犬の水さしにいいですね→牛乳が入っていますね→ドッグフードも入っていますね→ 歯の悪い犬だから、ドッグフードをカリカリ食べれないので牛乳でふやけさせる・・・・
(別の例) 大きな思い金属の塊→ → → → → →蓋の付いた文鎮。中に筆が入っている。 ・・・・ ??
●親子の会話 最初は、子供の要求にすべてNO=「だめです。」と答えていく。 つぎに、すべてYES=「いいよ。そうしよう。・・・・」とすべて肯定。 さいごに、子供のこうしたいという要求に、
●解決社長というゲーム ひとりが社長役でいすに座る。社員になる側が、どんな会社の社長か 「お題」を決める。マイナス情報を受け取って、「逆転の発想」を即興で・・・ 例:ディズニーランドの社長 社員「社長、今日は停電で、機械が動きません。」 社長「それは好都合だ。・・・・・・」と続ける。
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■感想■ 楽しかった。しかし、これを研修に取り入れたとして、限られた時間で一定の研修効果を得ようと思えば、 現場的な工夫が必要。大熊としては、『Bさんの朝』インプロ・バージョンを演習で行うにあたっての、 グループでのウォーミングアップには使える技法だと思った。心も身体もストレッチしてやわらかくすると いう目的で、このようなゲームを最初に取り入れることは効果的だと思う。
その後、実際に、05/4/12 (火)の、大熊が企画担当している職場有志の二時間コースの勉強会で、 ア行トーク・サイレント・トークを前半で行った後に、『Bさんの朝』インプロ・バージョンを行った。 インプロ=即興劇をグループで演じる前には、身体全体を使ったグループでのコミュニケーション・トレー ニングのほうが適切だと思う。次回、試してみたい。 なお、この演習『Bさんの朝』インプロ・バージョンについての報告は次回に。
2009年12月1日火曜日
Twitterでつぶやいています。 Since2009/07
まとまった文章を書いて、ブログに掲載するゆとりがない今日この頃。
Twitterでつぶやいています。
■ http://twitter.com/ookumamasa
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こんなふうに・・・
NHK爆問学問 死生学 清水哲郎 「死は生者の物語のなかにある」人は生きてきたように死んでいく。今日一日、よく生きた。古井透さんの検索をしていると、山本和儀氏が2007年に亡くなられていたことを知った。 12月1日、ライフタウンまびの誕生日。弱い紐帯を揺さぶる一日だった。
5分前 webで
TOEICの新公式問題集をときどき1問ずつやっている。来年は一度挑戦しようと思う。でも、日常、英語を使う機会はないのだが・・・・ネットでは活用できるかな。
約1時間前 webで
辻川泰史さんとであった。ブログ http://ameblo.jp/eichi-eru/ 通所事業所ごとのブログもある・・・・・参考になりそう。
約4時間前 webで
猪瀬直樹:介護業界でも月額40万円の給料は払える http://bit.ly/5M7g4K ★印刷して読みます。
約4時間前 webで
12月1日 ライフタウンまびオープン12周年に想う 多様性が共生していく原則 年齢性別はもちろん、人生経験も多様なメンバーが、 それぞれの個性を仕事の中で発揮しながらも、 チームとして不安定にならずに、 相互理解と共生を実現する 介護現場での組織論のひとつとして・・・・
約7時間前 webで
@kiyomi_i GREEは三年ほど前から、携帯を買い換えて以来使ってきましたが、mixiは初めて。でも、やはり、Twitterですね。 kiyomiさんの新事業プレゼンは印刷して、施設の朝礼で開設しておきます。いずれ、見学・一日介護体験など、新しい文化との遭遇を期待して・・・
約16時間前 webで kiyomi_i宛
http://twitpic.com/rkxxn - 倉敷市玉島から真備を通って美袋へ通じる県道57号。通勤コースで紅葉が楽しめる。
10:38 PM Nov 30th TwitPicで

@kiyomi_i mixi「岡山県介護とシニアの情報交換」というコミュニティ、一応入らせていただきたいのですが、mixiに登録していません。Gmailに招待状をお送りいただければありがたいです。 ookumamasa@gmail.com
10:27 PM Nov 30th webで kiyomi_i宛
生田久美子氏は職人の「わざ」の伝承過程における「教える」と「学ぶ」をエスノグラフィーで研究し、実在論的知識観から関係論的知識観への転換を説いている。 茂呂雄二編『実践のエスノグラフィ』 私たちの知識観をゆさぶる視点。中原氏の『ダイアローグ・・・』に通じるものがある。
10:20 PM Nov 30th webで
@nakaharajun 知識を実体的にではなく、関係的に捉えると、ことが出会い学びあう関係性は、足し算ではなく掛け算になる・・・・というアナロジーはわかるのですが、「指数関数」というのは、どんどん掛け算されていくというアナロジーでしょうか・・・・
7:41 PM Nov 30th webで nakaharajun宛
@kyariwaka リーダーとして生き残る技術:職場の荒廃、30歳の危機 http://www.nikkeibp.co.jp/a... 印刷してじっくり読もうと思います。
3:07 PM Nov 30th webで kyariwaka宛
@kiyomi_i くらしきに接点がありそうですね。 ライフタウンの今日一日という施設ブログを作っています。 ご覧ください。 http://lifetowntoday.blogsp...
7:45 AM Nov 30th webで kiyomi_i宛
真野俊樹「介護マーケティング」を読み始めた。介護サービスにも、マーケティングの発想が大切。で、具体的にはどうするの???
10:31 PM Nov 29th webで
ワールドカフェ・・・本を読んだだけじゃイメージがわかない.LEGOを使ったワークショップも面白そう。 ワールド・カフェとダイアログ ー対話の場が創る変革の力ー 西村 勇也 来年参加してみたいな。 http://dialog-bar.net/event...
10:23 PM Nov 29th webで
@twit_synousiacs ★思考をだだ漏れにすることで得られるもの・・・「剥き身の思考」が互いに触発されるようにリアルタイムで行き交う面白さが、醍醐味ですね。でも、初心者としては、自分の日常のつぶやきを振り返ることからはじめましょう。
9:41 PM Nov 29th webで twit_synousiacs宛
コタツでごろごろ。たかじんの委員会を見ながら、津田さんの「Twitter社会論」を読み終えた日曜後の午後。
3:00 PM Nov 29th webで
初対面は1985年の春頃、福山で竹内孝仁先生をお招きしたセミナー。そこで、三好さんが訪問リハビリの実践報告をしたのを覚えている。その頃、僕は老人専門病院の現場でデイケアの立ち上げを行っていた。竹内先生からは「褥創は体位交換では治らないよ。」という当時としては衝撃的なお話を聞いた。
12:31 PM Nov 29th webで
介護職員は「働き過ぎるな」岡田耕一郎さん(東北学院大経営学部教授)CBニュースを読む。ユニットケアは、介護現場でのリーダー育成の環境にマイナスになっているという見解。初めて聞いた。ユニットケアを批判的に総括するの新しい視点。ライフタウンまびはユニットケアなんか見向きもしません。
9:36 AM Nov 29th webで
BarackObamaのつぶやきをフォローしようと思う。津田さんの本p111まで読んだ。 洋泉社「Twitter社会論」岡山の丸善で1冊残っていた。ベストセラーじゃない?
7:49 AM Nov 29th webで
西水恵美子と田坂広志の対談を聞いた。 http://www.sophiabank.co.jp...
9:38 PM Nov 28th webで
Twitterでつぶやいています。
■ http://twitter.com/ookumamasa
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こんなふうに・・・
NHK爆問学問 死生学 清水哲郎 「死は生者の物語のなかにある」人は生きてきたように死んでいく。今日一日、よく生きた。古井透さんの検索をしていると、山本和儀氏が2007年に亡くなられていたことを知った。 12月1日、ライフタウンまびの誕生日。弱い紐帯を揺さぶる一日だった。
5分前 webで
TOEICの新公式問題集をときどき1問ずつやっている。来年は一度挑戦しようと思う。でも、日常、英語を使う機会はないのだが・・・・ネットでは活用できるかな。
約1時間前 webで
辻川泰史さんとであった。ブログ http://ameblo.jp/eichi-eru/ 通所事業所ごとのブログもある・・・・・参考になりそう。
約4時間前 webで
猪瀬直樹:介護業界でも月額40万円の給料は払える http://bit.ly/5M7g4K ★印刷して読みます。
約4時間前 webで
12月1日 ライフタウンまびオープン12周年に想う 多様性が共生していく原則 年齢性別はもちろん、人生経験も多様なメンバーが、 それぞれの個性を仕事の中で発揮しながらも、 チームとして不安定にならずに、 相互理解と共生を実現する 介護現場での組織論のひとつとして・・・・
約7時間前 webで
@kiyomi_i GREEは三年ほど前から、携帯を買い換えて以来使ってきましたが、mixiは初めて。でも、やはり、Twitterですね。 kiyomiさんの新事業プレゼンは印刷して、施設の朝礼で開設しておきます。いずれ、見学・一日介護体験など、新しい文化との遭遇を期待して・・・
約16時間前 webで kiyomi_i宛
http://twitpic.com/rkxxn - 倉敷市玉島から真備を通って美袋へ通じる県道57号。通勤コースで紅葉が楽しめる。
10:38 PM Nov 30th TwitPicで
@kiyomi_i mixi「岡山県介護とシニアの情報交換」というコミュニティ、一応入らせていただきたいのですが、mixiに登録していません。Gmailに招待状をお送りいただければありがたいです。 ookumamasa@gmail.com
10:27 PM Nov 30th webで kiyomi_i宛
生田久美子氏は職人の「わざ」の伝承過程における「教える」と「学ぶ」をエスノグラフィーで研究し、実在論的知識観から関係論的知識観への転換を説いている。 茂呂雄二編『実践のエスノグラフィ』 私たちの知識観をゆさぶる視点。中原氏の『ダイアローグ・・・』に通じるものがある。
10:20 PM Nov 30th webで
@nakaharajun 知識を実体的にではなく、関係的に捉えると、ことが出会い学びあう関係性は、足し算ではなく掛け算になる・・・・というアナロジーはわかるのですが、「指数関数」というのは、どんどん掛け算されていくというアナロジーでしょうか・・・・
7:41 PM Nov 30th webで nakaharajun宛
@kyariwaka リーダーとして生き残る技術:職場の荒廃、30歳の危機 http://www.nikkeibp.co.jp/a... 印刷してじっくり読もうと思います。
3:07 PM Nov 30th webで kyariwaka宛
@kiyomi_i くらしきに接点がありそうですね。 ライフタウンの今日一日という施設ブログを作っています。 ご覧ください。 http://lifetowntoday.blogsp...
7:45 AM Nov 30th webで kiyomi_i宛
真野俊樹「介護マーケティング」を読み始めた。介護サービスにも、マーケティングの発想が大切。で、具体的にはどうするの???
10:31 PM Nov 29th webで
ワールドカフェ・・・本を読んだだけじゃイメージがわかない.LEGOを使ったワークショップも面白そう。 ワールド・カフェとダイアログ ー対話の場が創る変革の力ー 西村 勇也 来年参加してみたいな。 http://dialog-bar.net/event...
10:23 PM Nov 29th webで
@twit_synousiacs ★思考をだだ漏れにすることで得られるもの・・・「剥き身の思考」が互いに触発されるようにリアルタイムで行き交う面白さが、醍醐味ですね。でも、初心者としては、自分の日常のつぶやきを振り返ることからはじめましょう。
9:41 PM Nov 29th webで twit_synousiacs宛
コタツでごろごろ。たかじんの委員会を見ながら、津田さんの「Twitter社会論」を読み終えた日曜後の午後。
3:00 PM Nov 29th webで
初対面は1985年の春頃、福山で竹内孝仁先生をお招きしたセミナー。そこで、三好さんが訪問リハビリの実践報告をしたのを覚えている。その頃、僕は老人専門病院の現場でデイケアの立ち上げを行っていた。竹内先生からは「褥創は体位交換では治らないよ。」という当時としては衝撃的なお話を聞いた。
12:31 PM Nov 29th webで
介護職員は「働き過ぎるな」岡田耕一郎さん(東北学院大経営学部教授)CBニュースを読む。ユニットケアは、介護現場でのリーダー育成の環境にマイナスになっているという見解。初めて聞いた。ユニットケアを批判的に総括するの新しい視点。ライフタウンまびはユニットケアなんか見向きもしません。
9:36 AM Nov 29th webで
BarackObamaのつぶやきをフォローしようと思う。津田さんの本p111まで読んだ。 洋泉社「Twitter社会論」岡山の丸善で1冊残っていた。ベストセラーじゃない?
7:49 AM Nov 29th webで
西水恵美子と田坂広志の対談を聞いた。 http://www.sophiabank.co.jp...
9:38 PM Nov 28th webで
2009年9月19日土曜日
大熊のYouTubeチャンネルで一番よく見られている動画
もう二年前のものです。
再生回数は12000回くらい。
股関節がキーワードです。
動画画面をダブルクリックすると
YouTubeに入って、関連動画なども
紹介されています。
■大熊の動画チャンネル
http://www.youtube.com/user/ookumamasayoshi
最近は、動画で伝えたいことをしゃべることのほうが多くなっている。
キーボードで文字を打ち込むのは時間がかかる・・・・
1990年の柴田病院からのタイムカプセルを開く



内田達二さんへ
大熊正喜
お元気ですか
先日、久しぶりに奥田君から電話があり
福山の実家を片付けていたら
借りていたビデオなどが出てきたので
送りますとのこと
奥田君は、老健から県立の精神科病院へ変わっています。
手紙の画像を添付します。
あの頃の柴田病院からいろんな人たちが巣立って言ったなと
感慨深いですね。
そういえば今年は丑年
12年前の正月に書いた大熊の
「私たちは昨年夏、<柴田病院>を離職しました
もぉぉぉぉぉ 柴田病院にはいないよぉぉぉぉ 」文書も
画像添付しておきます。
12年前、1997年の正月に描いた21世紀の私たちのイメージが
ほぼそのとおりに実現されていることに
とても満足しています。
先日、柴田病院の相談員から !!
ライフタウンまびのパンフレットを5部送ってくださいという電話があり
明美さんと買い物のついでに届けてきました。
外壁の色の褪せ具合や裏の公園の桜の木の茂り具合に
13年の年月の経過を感じました。
写真添付します。
さて、土曜日
届いたビデオを見ていますが
1990年放送のシルバーシート・老人病院がはじめたデイケア
に懐かしいお姿が出ていました。
写真添付します。
今でも「弱い紐帯」でつながっている数名の方に
VHSをDVDに落としてお送りしたいと思っています。
それから、大熊撮影の1990年6月20日の総社厚生年金休暇村?
遠足のビデオ。60分。
これは、内田さんは留守番役立ったのか出ていませんが
若かりし旧姓・金田明美さんや旧姓・大西裕見子さんたちが
出ていて、興味深く見ました。
これも、柴田病院オープン10年目の『絶頂期』を窺い知る
貴重な映像です。
また、同窓会を開きたいですね。
それぞれの「いま・ここ」を確認しあうためにね。
きっと、元気が出ますよ。
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